おばさん学~動物柄理論1~
おばさんはなぜ、動物柄を着たがるのか。
私がおばさん学を研究してはや6年。
その一つの集大成としてここに研究結果を発表したいと思う。
その前にまず、この長い研究期間の最中、思い半ばにして亡くなった、
Dr.中垣内(薬品調合中の爆破事故で死亡)
Mr.ボヤンスキー(動物実験中にトラに襲われ死亡)
アルバイター.ムハミンド・チョゲリ(お風呂場清掃中混ぜるな危険により死亡)
以上、3名に捧げたいと言っておけと上から言われたので言っておく。
では本題に入る。
まずこちらの図を見ていただきたい。
これは、うちの研究員たちが帰省した際に採ったデータである。
我々の予測通り、おばさんは非常に動物柄を好んでいることが証明された。
なお、世界の同志も毎年のように自国でのおばさんのデータを発表しており、概ね同じような数字となるのだが、この件に関してはまた後日まとめた上で発表するとしようか。
おばさんが動物柄を好きなことはわかった。
では、おばさんは何歳頃から動物柄に興味を示しはじめるのか?
おばさんはなぜその柄を好むのか?
特に好む柄はあるのか?
卒業する日は来るのか?
その時おじさんはどのような目でおばさんを見ているのか?
息子は?娘は?
・・・興味は尽きることが無い。
おばさん学の第一人者オコタ・デ・ネチャダーメ博士は言った。
「おばさんを知るものは全てを知り、全てを知るものはおばさんを知る。」
この言葉に深い感銘を受け、私はこの道に足を踏み入れてしまった。
深く険しいこの道に・・・。
ではまた次回。